ゲームは害悪なのか。それとも…
子供の頃、ゲームは1日1時間。などとよく言われたものではなかろうか。
スマートフォンなどのIT機器が身近になってきた現代において、その方針は鼻で笑ってしまうような感覚がある。
そもそも、ゲームを1時間しかしちゃいけない。というのは、視力の低下であったり、いわゆるゲーム脳になることを防ぐ目的があったのであるが、現代において、子供や、しいては大人までもが液晶画面を見るのはゲームに限ったことではなく、むしろ、ゲーム以外の方が液晶画面を見てる時間は長いのではないだろうか。
さらに言えば、「ゲーム脳」というものが存在しないということも分かって来ている。むしろ、ゲームで体験したことが実生活で起きることが増えてきた現代においては、ゲームで学んだ経験が実生活で活きてくることも増えている。
とは言え、ゲームをすることを全肯定することも冷静に考えるべきだ。
実際問題として、IT機器から発せられる電波等の周波数が人間の脳に良くない影響を与えることも分かっているのである。(もちろんこれはゲームに限ったことではないが。)
物事を多角的に見えるようになって来た現代だからこそ、1つの問題の答えが1つではないことが増えて来ているようだ。
善か悪かの二者択一ではなく、どこまでがOKでどこからがOUTなのかを自身で、もしくは親子で相談してラインを敷いておくのが良いのかもしれない。
https://wired.jp/2019/06/03/video-game-addiction-facts-statistics/